奉行問題とロビンソンと呪われた島と
今年のエッセン新作も、だんだんと評価が集まってきたようだ。まあ、他人の評価なんてものは、目安にしかならないし、実際に面白いゲームが順位が高いわけではないのだが。
個人的に気になるのは、"Robinson Crusoe: Adventure on the Cursed Island"(ロビンソン・クルーソー:呪われた島の冒険)だ。
これとは別に、つい最近、人気デザイナー、フリーゼのロビンソン・クルーソーもの『ロビンソン漂流記 完全日本語版』※が発売されたばかり。フリーゼのこのゲームは、デッキ構築型ゲームみたいだ。値段が手ごろなので、こっちもちょっと欲しい。何より1人で遊べるし。
※・・・『ロビンソン漂流記 完全日本語版』の僕のレビューはこちら。
しかし、『呪われた島』のロビンソンは、いかにもごちゃごちゃしている。「ゲームマーケット2012秋」でも取り扱われるようだが、言語依存度が高そうなので、日本語版じゃないと楽しめなさそうだ。
このゲーム、エッセンの某ランキングでも、段々と順位を上げてきてるんだよなー。うー。気になる。どこか日本語化しないかな。
最近、奉行問題って海外では、なんて言うんだろう?と気になって調べていた。そこで見つけた記事『協力型ゲームはなぜクソか?奉行問題があるからだよ!』の投稿者って、この『呪われた島の冒険』のデザイナーだよね。そして、『呪われた島』は協力型ゲームのようだ。(※当該記事の翻訳をこちらにアップしました)
奉行問題って、英語では、"leader issue" とか "dumb player issue"と言うんだね。他には"dominat player (problem)"、"alpha player issue"なんて言い方がされたりもしているみたい。果たして、この『呪われた島の冒険』はこの問題に打ち勝っているのかどうか。注目したい。
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