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2013年1月29日 (火)

【ボードゲームレビュー】ニムト ★★☆☆

評価:★★★☆[2/4](4人および6人プレイでの評価です)

プレイ人数:2~10人

プレイ時間:30分ぐらい


なんで牛なんだろう。

簡単なゲームの流れ


  • ①カードは全部で104枚。1~104までの数字が1枚に1つ書かれている。
  • ②場に4枚のカードを出し、それぞれが列の先頭カードとなる。なお各プレイヤーは10枚のカードが配られる。
  • ③全プレイヤーが同時に1枚のカードを出し、場に出ているカードに繋げる形で、トランプの七並べのように並べていく。繋げ方は、最も近い数字の列の先頭に、右側に行くほど数字が大きくなるように繋げる。
  • ④同時に出されたカードは小さい数字から並べる。各列の6番目に数字が並んだ時、そのカードを出した人は、その列のカードを全て引き取らなければならない。
  • ⑤全てのカードを出し終わって、引き取ったカードに描かれた牛マークの合計数が少ない人が勝利。

ゲームの総評


思うようにならない状況がこれほど楽しいとは思ってもみなかった。帰省の際にみんなでプレイしたが、ルールも簡単だし盛り上がった。「間違えた―!」「いやいや、間違えてない。君こっちの列」「うぎゃー!!もっと間違えてるー!!!」

こういう簡単で楽しいゲームを遊ぶと、つい夢想してしまう。UNOではなくて、このニムトがもっと普及していたら……、色々と日本にもドイツゲーム的な潮流が今以上に生まれていたんじゃないかと。詮無い空想だと思いつつも、こういう定番・名作はもっともっと普及していていいと思った。

また、ニムトが凄いのは、容易にいろいろとルールを改変できるところだ。説明書に様々なバリアントが書かれているが、基本ルールは全て同じ。スピーカーのボリュームをひねるように、極めて繊細に難易度やパターンを変えることができる。

個人的には4人プレイだと、1~90ぐらいまでのカードを使うといい感じになるような気がしている。本当にわずかな違いだけど、こんな調整ができるところも懐の深さを感じさせる。もちろんプレイするメンバーにもよるだろう。

ルールというのは楽しむための道具立てでしかない。けれども、ボードゲームのルール説明には、様々な細かい禁止事項が付きまとうことがある。それはまさしく楽しむためのルールであるのだが、その説明自体が楽しいということはあまりない。

自分のルール説明に不備があった時、僕はとても申し訳ない気持ちになる。一方で、他人のルール説明に不備があった時、その人が申し訳なさそうな顔をしていると、僕も申し訳ない気持ちになる。「いいんすよ、まじで、そんなことは、ホント気にしなくて」

けれど、そんな窮屈な空気が生じようがないニムトは、なんて清々しいんだろうか。ゲームというよりも「遊び」。ニムトは紛れもなく「遊び」だ。ニムトで盛り上がれると、昔懐かしい「遊び」に触れたような気分になる。

つくづく、いいゲームだなあと思う。

※追記(2014年3月9日)
やはり素晴らしいゲーム。今の評価は低すぎると思い、思い切って★3に昇格させた。ニムトの安定度は群を抜いている。

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