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2013年4月 1日 (月)

【ボードゲームレビュー】ボイン星人襲来!! ★★☆☆

Boin_seijin_01


評価:★★☆☆[2/4](4~7人プレイでの評価です)

プレイ人数:2~081人

プレイ時間:0.81分ぐらい


洗練された面白さ。

簡単なゲームの流れ

  • ①カードの表面には、母音「あいうえお」と「ん」の6文字のいずれかが書かれている。カードの裏面には、2~4の数字が書かれている。。
  • ②山札を作り、一番上のカードの数字分の枚数のカードをめくり、表にして母音の文字列を作るように並べる。
  • ③並んだ母音を持つ言葉を思い付いた人は、手を挙げて発表する。「ういあ」と並んでいた場合なら、例えば「すいか」という言葉が正解になる。辞書にあるような言葉やみんながOKとする言葉なら正解。
  • ④正解した人は並んだカードの1枚を取り、また山札からカードを補充して母音の文字列を作る。
  • ⑤山札がなくなるまで繰り返し、最も正解した人が勝ち。

Boin_seijin_02

↑この時プレイした中でも最難関問題。今だに正解を思いつけていない。「ディケンズ」?とか。


ゲームの総評

見た目のキワモノっぽさとは違い、とても堅実なゲーム。どこかに既にあった遊びではないかと思うほどにシンプルかつ洗練されていて、しかも楽しい。

最初は4人ぐらいで始めたのに、いつのまにかみんなが集まって大勢で遊んでいる。とてもオープンで肩の凝らないゲーム。いつ参加しても、いつ抜けてもOKだ。それって凄いことじゃないかと思う。

個人的に面白いと思ったのが、正解を思いついているにも関わらず、その正解を口にしない場合があることだ。例えば、「あい」とカードが並んでいて、これなんかはすぐに正解が思いつく。「かい(貝)」とか「あし(足)」とかだ。

でもこんなすぐに思いつくような、しかも母音をそのまま使っている言葉より「もっと変な言葉はないだろうか」と勝手に探ってしまったりする。

もちろんちゃんと勝負することも楽しいのだけど、みんなで妙な空気の読み合いをして、独特のゲーム空間が形成されていくのが面白い。よく考えれば、しりとりをやっている時も、単に思いついた言葉を言うだけでなくて、面白い言葉を探ろうとすることはよくある。

一方で、思いついた言葉を不用意にパッと口にして、「おー、正解ー。いいねー」とみんなから祝福されたりもする。直接的な相手との掛け合いでなくとも、言葉遊びは自然とコミュニケーションゲームになる。

気持ちまで手ぶらで参加できる、そんな「場」を作るゲームというのはとても素敵だ。


評価★★☆☆とした理由……このゲームはシンプルさがいいのだけど、プレイしている内にもう少しギトっとした濃いものが欲しくなってくる。そして、もう少しスパイスを加えられないかと考えてみたりする。単なる無いものねだりであり、場が温まったところで、他のゲームをやればいいということなんだろう。

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