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2013年8月15日 (木)

【ボードゲームレビュー】キャット&チョコレート(ビジネス編) ★★☆☆

Catandchoco_business_01

評価:★★☆☆[2/4](4人プレイの評価です)

プレイ人数:3~6人

プレイ時間:30分


お話し構築ゲーム。

簡単なゲームの流れ

  • ①手札としてアイテムのカードを各自3枚持つ。場には、お題のカードの山札がある。
  • ②お題には、何らかのビジネス上のトラブルが描かれている。
  • ③各手番では、お題カードをめくり、そのトラブルに対して、手番プレイヤーは自分の手札のアイテムを使った解決策のお話を即興で作り、それを語る。
  • ④他のプレイヤーはその解決策が妥当かどうかを判断し、過半数が妥当だとみなせば得点を得られる。
  • ⑤山札からエンドカードが出たら終わり。合計した得点が高いチームの勝ち。


ゲームの総評


今回初めてキャット&チョコレートをプレイしてみて、すげえよく出来てんなー、と思った。同じトラブル(お題)であってもプレイする度に使えるアイテム数が変わるところとか。一見するとほとんど無意味に見えるチーム戦の仕組みが、最後にゲームとしての最低限の感想を引出すに留めるところとか。お題の内容も、それだけで微笑ましくなる感じで面白い。

とは言え、このゲームの魅力はお話を作る気持ちよさにある。カラオケと同じで、自分の荒唐無稽な物語を連綿と紡いでいくのは、とても気持ちがいい。ゲームプレイの大部分が何かのルールに則った行動というわけではなく、自分の表現を発露する時間になる。好きな人は好きなんだろうな、と思うと同時に、僕を含め苦手な人にとっては、苦手だなあという印象が強く残るゲームだろう。

そう、僕は凄くこのゲームが苦手だ。お話しを作ることは、もちろん苦手だし、他人の作るお話を評価するのも頭を使う。馴れ合うような評価を下したら、とても相手に失礼だと思う一方で、ツッコミを入れるにも理由(解釈)がないといけない。常に色々と考えなければならないので、凄く疲れる。いっそのこと、これが点数にならなければいいのに!とも思ったほどだ。

そんなわけで、個別戦ではなくチーム戦とするルールがあることが、苦手な僕には何となくありがたかった。

お話を作るのがとても苦手だからだろうけど、観戦はしてみたいと思う。例えば、このゲームを「もし映画監督の園子温がやったらどうなるんだろう」とか想像するとすごく楽しい。自分の興味があるジャンルの有名人を集めたキャット&チョコレート。そんな試合があるなら、是非見たい。(園子温を例に挙げたのは、たまたま最近「愛のむきだし」を見たから)

あと、このゲームの独特のイラストが不思議な印象を与える。フィルムフィクサーの時も少し気になったのだが、とても奇形的で複雑な気分にさせるイラストだ。バタ臭いアメコミ風にも見えるが、日本の漫画のようでもある。嫌いなイラストでは全然ないけれど、なんだか見ていると、とても不安になる。不思議な絵だ。


評価★★☆☆とした理由……僕がお話しを即興で作るのがとても苦手なので、全然うまくできなかった。幽霊屋敷編とかどんなアイテムやお題があるのかは知りたいけれど、やっぱり上手くできないんだろうなあー、と怯んでしまう。

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