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2014年5月17日 (土)

【ボードゲームレビュー】ジュリエットと怪物 ★★☆☆

Julchenunddiemonster_01

評価:★★☆☆[2/4](5人プレイの評価です)

プレイ人数:2~5人

プレイ時間:20分


ばば抜きと推理とブラフ。


簡単なゲームの流れ

  • ①手札は、必ず数字が昇順か降順になるように並べなければならない。
  • ②手番では山札か他プレイヤーからカードを一枚取る。
  • ③手札に怪物のカードの同じ数字のペアがある場合は、そのペアを捨てて、他プレイヤーへの挑戦ができる。
  • ④挑戦で、他プレイヤーの手札からジュリエットのカードを引けたら、勝利。
  • ⑤ジュリエットのカードを持っているプレイヤーは、手札を基準以下の枚数に減らすことで勝利。

Julchenunddiemonster_02



ゲームの総評


ルールを聞いて「なるほどなー」と思うとともに、「これ大丈夫かな?」と感じた。なんというか、色々な要素がつぎはぎで作られているようなキワモノ感。ゲームとして成立するために様々な意匠を合体して作り上げられた、まさにこのゲーム自体がフランケンシュタインやキメラのような怪物に思える。


例えば、手札の並びを変えてはいけないというルールがある。そして、自分の手札を並べるときに必ず「昇順か降順で並べなければいけない」というルールがある(正確に言うと山なりになるよう、外側にいくほど小さくなるよう並べる)。これらのルールの意図は明確で、要は他人がジュリエットのカードの位置を推理できるようにするための仕組みだ。そして、一方で、その推理を混乱させるために、「手札の並べ替えができる」特殊効果のカードがある。しかし、これらのルールだけを聞くと、なんとも不自然な印象を受けてしまう。つまり、いかにもゲームのために無理やり導入され、不器用に合体させられた産物のように最初は思われた。


しかし、プレイしてみると意外にこれが自然で、何より楽しい。やるべきことが頭の中にスッと入ってくる。ゲームというのは、つくづくプレイしてみないと分からない。プレイし終えて、「これも全然ありだな」と思い直した。


ただ個人的に、少し残念だと思ったのは、プレイ人数が多かったためか「ババ抜きの快感」があまり感じられなかったところだ。ババ抜きの「ペアを作って捨てる」アクションというのは、それ自体とても気持ちがいい行為だと思っている。プレイ人数が多いほど、同じ柄の2枚のカードセットが成立しにくくなる気がしたので、もう少し「ペアを作って捨てる」快感があってもいいかな、と感じた。(ちなみにBGGでも2人プレイがベスト、オススメは2~3人となっている)



評価★★☆☆とした理由……相手の手を予想するのも、逃げ切ろうとする時の緊張感も中々面白い。ただ、面白さの焦点がどこに当たっているのか、少しぼやけているような印象も持った。評価するには、プレイ人数を変えるなどして、もう少しプレイしてみないといけない気もしている。

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